アプローチシャンクを解消しよう！

2015/05/16 2015/07/10

アプローチほど難しいものはないですよね。なにが難しいかというと、フルスイングが出来ない、中途半端な距離を求められるに尽きます。シングルの方や、安定して８０台で回れるような人は問題ないとは思うのですが、１００前後をいったり来たりの人は基本フルスイングが得意で、アプローチは練習するはするものの苦手な人が多いような気がします。

アプローチシャンクの原因は？

アプローチでの原因は主に２つです。一つはボールの行方を気にするヘッドアップ。二つ目は、距離を合わせに行くために手打ちになりグリップが体から離れてしまう。

一つ目が原因であれば、ボールを見続ければ大丈夫ですが、初心者の方に多いのは二つ目なのではないでしょうか？

下の動画を参考にしてほしいのですが、

アドレスで体を開き、素振りでは左へ振りぬいていることがはっきりわかると思います。左へ振りぬくこと以上に大切なことは、グリップの通り道が、足の付け根から股間部分のギリギリの場所を通っていることです。

残り距離が短いほど、インパクトを緩めようとして手打ちでボールを打とうとしていませんか？グリップがボール方向に近づくだけで簡単にシャンクしてしまいますよ。

あの石川遼プロも、アマチュアがアプローチで失敗するのは、テークバックが必要以上に大きくアプローチを緩めるからと言っています。６０ｙくらいは、時計の８時から９時くらいの振り幅で飛ぶとも言っています。

フェースを若干開き、テークバックを小さくし、体を開いた方向へしっかり振りぬきましょう。シャンクが治らない人がフェースを開くのは恐怖心から抵抗があるかもしれませんが、グリップが体から離れなければシャンクする可能性は限りなく低いです。どのプロの後方からのスイングを見ても、グリップは体から離れることがありません。このことを意識するだけでもアプローチの技術は格段に上達するはずです。

大袈裟な対処法ですが、左腕を左胸に乗せたまま固定し、肩と腰で左に振り抜けばシャンクがでないことが確認できると思いますのでお試しください。

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